1: 2020/11/16(月) 12:15:22.61 ID:fK46m+EQ9
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熊本県の蒲島郁夫知事の川辺川ダム「白紙撤回」表明を受け、2009年に始まった「ダムによらない治水」の検討は、
今年10月の流域治水協議会発足に伴い終了した。前知事時代からダム問題に関わる田嶋徹副知事(64)は、
西日本新聞のインタビューに「『ダムによらない治水』の議論を生かし、各市町村が負担し合わなければ流域の 安全安心は守れない」と述べた。

-白紙撤回の表明以降を振り返って

「人吉の市街地を守るには、地形を考慮すればダムしかないのでは、という思いはあった。それでも知事が白紙撤回を表明したとき、
私は財政課長として議場にいてショックを受けた」


「その後、いろいろ模索したが、ダムに代わる治水策を見いだすのは難しかった。命を守る方策を精いっぱいやってきたが、
今回の豪雨で打ち砕かれた」


-流域の民意に変化は

「意見聴取会前は、豪雨災害を受けてダムに許容的になったと思っていたが、ちょうど3分割。(ダム建設を)認めない、しようがない、分からない、だ。
ただ、容認する人が増えているのは間違いないのでは」

-白紙撤回の表明で、蒲島氏は「未来の民意がダムを求めれば…」と言った

「あの時、こんなに早く(水害が)来るとは思っていなかった。『現在の民意』は30~40年ほど先、自分が見渡すことのできる範囲と考えていたと思う。
まさか10年後に民意を確認せざるを得ない状況になるとは知事も思っていなかっただろう。洪水が起きて人命が失われると分かっていたら、
球磨川の美しさを追い求めていただろうか」


-「ダムによらない治水」の協議が難航した要因は

「求めたものが非現実的だった。ダム以外で人吉球磨地域を水害から守ろうとすると、手法が限られる。今回の豪雨で効果的なのは調整池だが、
川辺川沿いに適地はほとんどない。(球磨川との)合流地点にはあるが、地域で一番の優良農地。(調整池にすることへの)地元の反発は
非常に大きかった」

-豪雨の検証結果は「ダムがあっても、完全には浸水を防げなかった」というもの。治水策のハードルがさらに上がったのでは

「だからこそ『ダムによらない治水』を協議した結果が生かされる。例えば、調整池(となる土地)も各市町村で負担いただくなど
そういうコンセンサスを得やすくなっているのでは。『自分の田んぼは守る』というだけでなく、自分たちも負担しなければ、
流域の安全安心は守れない。ダムを造り、相良村や五木村の負担だけで全ての安全を守ることはできない」

「新たな治水対策を整理したとしても完了するまでに10年以上かかるだろう。それまでの間をどうするか、そこが一番問われる」
dam



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