声明などによると、男性講師は6月にあった文理学部の法学のオンライン講義で、ブラック・ライブズ・マター(BLM)運動について、「黒人さんが暴れている」などと発言。特定の人種を指して「あちこちで暴動を起こしたり、略奪をどんどん繰り返している」「何かあれば略奪をしようとする」と述べた。
BLMは、米国での白人警察官による制圧死事件をきっかけに、黒人の命が軽視されている現状と黒人へのあらゆる差別に抗議する運動。日大は声明で、秩序ある抗議をしている多数の人たちの存在を無視している点で誤りであり、人種対立を助長する差別発言だった、としている。
このほか、5月の講義では新型コロナウイルス感染症を「武漢肺炎」と呼ぶなどして持論を展開。世界保健機関は特定の地域や人と結びつけるべきではないとしており、日大も一連の発言を「明らかに差別であり、先入観による偏った発言」と認定した。精神障害者を女性を差別する表現も使ったことも確認した。
受講した学生の相談を受けた反差別学生団体が、8月下旬からネット上で講義の音声を公開。講師の解雇を求める署名活動には2800人超が賛同した。23日には学生側が紅野謙介学部長と面会し、学内での差別をなくすためのルールづくりなどを求めていた。
日大は26日、朝日新聞の取材に「履修学生が多数いることにも配慮し、学部が授業内容を確認し、指導していくことで対応する」とメールで回答した。(鎌田悠)
https://www.asahi.com/articles/ASN9V5TZFN9SUTIL04Y.html?ref=tw_asahi

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